2017/02/24

[本]ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

読了。

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)
アダム グラント シェリル サンドバーグ
三笠書房
売り上げランキング: 14,877

1 変化を生み出す「創造的破壊」―「最初の一歩」をどう考えるか
2 大胆に発想し、緻密に進める―キラリと光るアイデアとは
3 “無関心”を“情熱”へ変える法―まわりを巻き込むタフな説得力
4 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ―チャンスを最大化するタイミング
5 「誰と組むか」が勝敗を決める―パワフルな結束をつくる人の見分け方
6 「はみ出す人」こそ時代をつくる―どこに可能性が隠されているか
7 ダメになる組織、飛躍する組織―風通しよく、進化を遂げるしくみづくり
8 どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ―あらゆるものをエネルギーにする方法

via:目次
これはいい。

組織心理学者の著者はワービーパーカーの投資を断った原因の調査から始まり、
なぜ起業家が成功を収めているのかを分析しているのだが、納得という部分がものすごく多かった。

失敗することを後悔するよりも、やらなかったことを後悔するもそうだし、
起業を成功させるためにリスク分散をとったり、
成功するまではやはり数が必要であったりと、
他のビジネス書には書かれていない内容ばかりで背中を教えてもらった感じだ。

ただ、6章の「はみ出す人」こそ時代をつくるは、
どちらかというと子育て論っぽく、
章のタイトルと中身が合致していないような気がした。

8章のどんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ―あらゆるものをエネルギーにする方法
も方法論としては確かに記述があったのだが、もっと詳細を書いてほしかったなーっと。
確かに、人それぞれでケースバイケースなのかもしれないのだが。

上記のように100%完璧な本ではないのだが、
家用と会社用に2冊ほしいと思える内容であった。

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