読了
死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う
森達也
ここまで死刑について考えさせられたことはなかった。プロローグ
via:目次
第一章 迷宮への入口
第二章 隠される理由
第三章 軋むシステム
第四章 元死刑囚が訴えること
第五章 最期に触れる
第六章 償えない罪
エピローグ
本書は死刑について、実際に立ち会った人、死刑宣告を受けて今は釈放された人などを追ったロードムービー的な内容に仕上がっている。
どうやら先進国で死刑があるのが、日本とアメリカぐらいで、ほとんどの国では廃止されているようだ。
著者が存置か廃止をどちらを主張しているのが重要なのではなく、読んだ一人ひとりがどう受け止めるかの方がよっぽど重要な気がする。
果たして、あなたは?
購入してから気がついたのだが、文庫版もでたようだ。
森達也『死刑』文庫版が発売されています。 光市母子殺害事件犯人との対話を新たに書き下ろし。 〈生きていてはいけない人っているのだろうか?論理だけでなく情緒の領域にまで踏み込んだ類書なきルポ〉-角川書店。 装画は会田誠さんの『灰色の山』(部分)。ぜひお手にとってみてください。
— 森達也情報室 (@MoriTatsuyaInfo) 2013, 6月 1
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